頂いた品物の半額程度が基本的な相場

内祝いの相場は一概に言い切ることはできませんが、頂いた品物の半額から三分の一程度の金額が普通です。頂いた品物よりも高価な物を選ぶのは相手に失礼な行為なので避けます。安すぎるのもよくないため、半額程度が無難と言えるでしょう。一方で相場はあくまでも平均値であり、内祝いを贈る相手によって金額は異なります。学校の恩師や職場の上司など、目上の人には半額よりやや高めの金額にするのがマナーです。自身がへりくだって相手への感謝の気持ちを示すことが大切なので、相場よりもやや高い金額に設定しても失礼ではありません。後輩など目下の相手には三分の一程度の金額が適していますが、半額程度でもマナー違反にはならないので品物選びの際はこだわり過ぎないように注意します。

相手が自由に選択できるカタログギフトが人気

内祝いなどの贈り物は相手が喜ぶ物を選ぶのがマナーとされていますが、個人の好みを完全に把握するのは困難です。また、良かれと思って選んだ物が相手の好みではなかったケースも少なくないことから、複数の品物から選択できるカタログギフトを贈るのが賢明と言えるでしょう。カタログギフトは同じ金額で様々な品物を選択できることから、贈る側が品物選びで困ることがありません。また、任意のタイミングで注文できることから生鮮食品など日持ちがしない品物も選択肢に入れることができます。カタログギフトは金額によって選択できる品物の数や種類が異なりますが、内祝いに適した内容のカタログもあるので贈る際は事前の確認を忘れないように心がけます。